不動産投資の失敗事例と“後悔...

不動産投資の失敗事例と“後悔しないための学び”

はじめに

「不動産投資って安定してるんでしょ?」
「買えば家賃が入るから、あとは放っておいてもOK」

こんな声をよく耳にします。
たしかに成功すれば、長期的に収益を生む資産になります。

でも、現実は甘くありません。
思わぬ落とし穴にはまってしまう人も多くいます。

今回は、実際にあった失敗事例をもとに、
不動産投資で「やってはいけないこと」と、
そこから得られるリアルな学びをご紹介します。


事例①:表面利回り10%の罠

〜「高利回り=お得」と信じた結果〜

都心では到底買えない価格で、
「利回り10%!」と謳う地方の築古アパートに飛びついた投資家Cさん。

しかし、購入後に待っていたのは“空室地獄”。
周辺はすでに人口減少が進み、
家賃相場も年々下落。

それでも毎月の修繕費や管理費は容赦なくかかり、
結局は毎月赤字に。

\学び/
利回りの高さには必ず理由があります。
見るべきは「実質利回り」と「エリアの将来性」。

表面の数字に惑わされず、
現地調査と長期的な需要分析が不可欠です。


事例②:フルローン投資の落とし穴

〜「自己資金ゼロ」で始めた結果〜

「元手ゼロでも始められる!」という広告に惹かれ、
フルローンで1棟マンションを購入したDさん。

最初の数か月は満室で順調でしたが、
エレベーターの故障や水道管の老朽化で思わぬ出費が発生。

さらに退去者が増え、家賃収入もダウン。
返済に苦しみ、資金がショート寸前に。
やむなく損切り売却する羽目になりました。

\学び/
借入に頼りすぎると、想定外の支出に耐えられません。

・“空室率”は常に変動する
・“突発的な修繕費”も見越しておく
・できれば自己資金も2~3割は準備する

こうした“守りの資金計画”が失敗を防ぎます。


事例③:「お任せ管理」の落とし穴

〜信頼していた管理会社がまさか…〜

「管理はプロに任せた方が楽」と考え、
全て管理会社に一任していたEさん。

しかし、ある日入居者からのクレームで発覚したのは、
・連絡が遅い
・修理対応に時間がかかる
・家賃の滞納処理がずさん

結果的に、悪評が口コミで広がり、空室が増加。
資産価値も下落してしまいました。

\学び/
管理会社は“パートナー”であり、
「任せっきり」はリスクです。

・月1回の報告会を設ける
・クレーム対応のスピードや対応履歴をチェック
・数年ごとに管理会社の見直しを検討

物件の価値は、「運用の質」で大きく変わります。


終わりに

不動産投資の成功に近道はありません。
むしろ、「失敗しないこと」を徹底することこそ、
長期的な利益を守る最大の秘訣です。

今回ご紹介した失敗は、誰にでも起こりうるリアルな話です。
でも、そこから学び、備えることで、
あなたの投資はもっと堅実で強いものになります。


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